どうもりえぐです。
4月23日にオンライン同人イベントの「はじめまして、選択者」
通称はじせれに参加してきました。かれこれ一か月前ぐらいの話になります。
参加したことは以前に記事で書きましたが、感想的なのは書いてなかったなとふと思い今更ぶりに記事を起こしておきます。勢いで。
オンライン同人イベントそのものの所感
まず、そもそもオンライン同人イベントなんてものがあったんだなというのが初見の感想。
同人イベントというと基本的に東京あたりの開催になり、まず行くのに移動手段とかとスケジュール管理、そして資金確保とあんまり気軽に参加できるものではないなという認識は勝手にあります。なお、一回だけ参加したことがあります。アイマス関連の同人イベントですが。
オンラインイベント会場はさながらRPGツクール製のような、ドット絵で表現されています。
基本的にはファンタジーさながらの世界感でしたが、主催側が用意したグラフィックが使えるのか、色々なところにウィクロス関連の小物が添えられているのが印象的でした。
はじめまして、選択者。#1に参加中です!https://t.co/GuvgI7pfp6 #pictsquare #ピクスク
— sinスケベ大オーマ (@Re_egu_game) 2023年4月22日
さりげなくここにカード置いてあるの好き pic.twitter.com/IiN2kgA6RW
(スペースのすみっこで1人ウィクロスごっこしたりしていました。
私は(性格的なあれで)あんまりコミュニティに関わったりはしていませんでしたが、チャット機能や寄せ書きがあるので、イベント会場内でコミュニケーションをとることは可能です。
一応、終わり間際にほんの少しだけコメントしました。末っ子です。(リアルはむしろ長男ですが)
もちろん同人イベント会場なのでそれぞれスペースが設けられ、展示者の展示物が見られます。無料で見られる創作もあれば、BOOTHを経由して実物を買うことができます。いくつか買いました。あとで書きます。
オンライン同人イベントの最大のメリットはやっぱり気軽に参加できることですね。オンラインという形式でなかったら行っていたかどうかも怪しかったので、その形式故に参加できたものがあります。いや、リアルでも行ってみたいって気持ちはありますが。
買ったものをざっくり
ますみソフト様
特製マーカーたくさん
ドット絵で描かれた可愛いルリグたちと、どっかで見たことあるネタが盛り沢山のユニークなマーカーです。
せっかくなので少し触れていきましょうか。
アサシン・ランサー
元ネタはFateですね。あまり詳しくないのですが、カードデザインの印象はFGOのイメージが強いです。アサシン、ランサーはFateに実在するクラスです。
しっかり処理の内容が書かれているので、初心者にもオススメなマーカーです。カードによっては括弧書きで説明があるのもありますが、略されることも多いので。
傀儡
見たまんま、の話になりそうですが上演台本なんでしょうね。具体的に元ネタの作品タイトルはあったりするのだろうか。
傀儡はキーセレクションのアルフォウにあるギミックで、ウィクロス学園でのアルフォウが演劇部という設定なのでそこから来ています。
作が繭というのはウィクロスそのものの中心人物故でしょうね。演出の黒澤ゆらぎはアルフォウのセレクターです。ネタが細かい。
ウイルスマーカー
オールスターとディーセレでナナシが扱うギミックがウイルスなのですが、ナナシの扱うウイルスは言葉どおり細菌のウイルスなのですが、こちらのマーカーはパソコンのウイルスです。ウイルス違い。
なお、ナナシのセレクターであるはんな様はむしろパソコン関連がめっちゃ得意なので、遠からず通ずるものがあったりします。
元ネタのOSはWindows、ブラウザソフトのeのアイコンが旧Microsoft Edgeに似ています。
スタートボタンがウィクロスのWXだったり、エラーコードおよび日付表記が7/74(ナナシ)だったり、色々なところにウィクロス要素が仕込まれています。
右下にある_Aあたりはタスクバーにあるアイコン、IMEとかだと受け取っているのですが、(((があるので顔文字が仕込まれているようにも見えます……が、なんの顔文字か分からない。だとすれば、ナナシかはんな様関連な気もしますが。
ベルセルク
漫画ベルセルクの表紙ですね。メルのキーワード能力がベルセルクなのでそれ故です。
話がずれるのですが、リルはピースにオーネストと含まれるものがあったり、アシストでもオーネストを彷彿されるものがあったりするんですが、メルは私が知る限りベルセルク要素のあるカードがディーセレで見当たらないんですよね。いつか出ませんかね。
カンニング学習帳
ジャポニカ学習帳です。昔はCMやってたなぁ、『グーに勝ったら気分はグー』『チョキに勝ったらチョーハッピー』…パーが思い出せない。
カンニングはオールスターにおけるママのキーワード能力です。科目がさんすうなのはルリグであるママや英知が盤面のシグニのレベルを合計する足し算が重要故でしょうね。
写真だと見ずらいのですが、一番下に「英知/カンニングの発動時は、ケアレスミスが無いかいま一度ご確認を」とあります。
私はオールスター時代をほぼ未経験なので具体的な例は分からないのですが、合計の元となるシグニゾーンは相手能力の干渉で変動しやすい場所になるため、常時効果やアタック時などでトリガーする際に数字を参照にする能力は、「最初は条件を満たしていたけど、シグニ一体がバニッシュされて数字がずれていた」という事例とかはありそうですね。
不敗
Gガンダムのキャラクター、東方不敗ですね。不敗にかけあわせていると思います。
ウィクロスにはこのターン中、敗北しないという最強のルール介入能力があったりしますが、遊月はルリグ能力にそれが備わっていることがあるため、不敗というと遊月のイメージが強いですね。カード名に不敗がついているのもあるし。
グズ子ダイレクト
ニンテンドーダイレクトですね。見たまんまです。特にドット絵がマッチしているような気がするデザイン。
ダイレクトというのはグズ子のキーワード能力です。グズ子の印象と真反対にそのターンで倒しにいけそうな殺意の高い能力ばかりです。個人的にはキーセレクションのルリグアタックで3回ダメージを与える能力が印象的です。ディーセレでいうパンチラインの3回アタックが確定で飛んでくるようなもんだよ?死ぬよ?(デッキに投入できるサーバント枚数に制限が無かったり、ルリグ止めのアーツが無理なく組みこめれたり対策もそれなりにありますが)
細かいネタとしてグズ子の左右にはグズ子本人とセレクターである墨田壮が本編で言った台詞が書かれています。
「やりゃあできんじゃねぇか! グズ子!」
「ご…ごめんなさぁぁぁぁい…!」
バニラ
あの歌が印象的なバニラ求人ですね。バニラというのはカードゲーム全般で「能力を持たないカード」のことを差します。ウィクロスでは能力を持たない分、パワー数値が高かったり、ライフバーストが強力だったり、2色持っていたりしますね。
特に白のカードが多いですが、相手のシグニやルリグの能力を消す効果があったりします。能力を消す=バニラになるということでバニラマーカーということです。
検索ワードには「ルーブル 裁定」とあります。このルーブルというのはおそらくオールスターにあったルーブルのことを指しているのではないかと思います。
常時効果で正面のシグニを消す能力があって、正面にシグニを出したときに出現時効果のトリガーが発動するか不発となるかとか、そういうところの裁定という話じゃないでしょうか…。ディーセレが始まってからは撤廃されましたが、トリガーの不発というのがありましたからね……。
能力消失というと、私はキーセレクションのギバラが浮かびます。立ってるだけでトラッシュから復活したシグニの能力が消されましたからね……。(当時、アロピを使っていたのですが、グレイブブルーでシャハラザ2面立てるカウンターが破滅しました)
そのギバラもバニラ求人をネタにしていたところがあるので、能力削除とバニラの親和性って意外と高い可能性が浮上しました。
凍結
氷結というチューハイですね。酒のデザインを取り入れつつも、凍結に必要な情報がしっかり取り込まれています。
ALC.5%(アルコール5%)のところが、WAIT.1t(1ターン待て)に置き換わっているところが特に上手い。
リメンバとピルルクは特に凍結を得意とする戦術なのもありますが、なによりキーセレクションに出てきたリメンバVSピルルクキーが、ダウンしたシグニを味方も敵も関係なく凍結させてしまうという凍結祭りなテキストだったりします。
SERVANT ZERO
STRONG ZEROというチューハイです。こちらも酒のデザインが入っています。
サーバントゼロはシグニなのもあり、けっこう情報量があったりしますが、その情報が漏れなく詰まっており、特にお気に入りのマーカーです。
ちりばめた情報を集めるとサーバントZEROが色を持たない(無色)、パワー10000、クラス:精元、能力がないことが分かります。一番下の文面でざっくりまとめられていますけどね。
サーバントZEROはカーニバルの専売特許で、相手のシグニをサーバントZEROに置き換えたり、そのままサーバントZEROを出したりします。
アタック止のお知らせ
通行禁止の看板ですね。
似たようなネタは実は公式でもやっていたりします。こっちは立入禁止でシグニゾーンにシグニが置けなくなると、用途は違ったりしますが。
(これが公式のやつ)
ウィクロス自体が公式が病気と言われるぐらいにパロディネタに積極的だったりします。
七四様
ミュウモチーフのハンドメイドストラップ
(綺麗)
可愛いアクセサリー。モチーフということで、直接なキャラの描写がない分「分かる人には分かるデザイン」故に職場に気軽に持っていけるのが素晴らしいです。持っていっています。
公式も日常生活に取り入れやすいグッズ出して欲しい。
併せていただいた名刺もメルのデザインが可愛くて、お気に入りです。
こばりん様
おやすみぽけっとるりぐのぴるるくとあろす・ぴるるくのアクキー
(可愛い)
色々アクキーがあったのですが、やっぱりアロピが大好きなのでアロピ。アロピを買うなら清衣ちゃんもということでWピルルクを買いました。
可愛い。
表情的には寝ている清衣ちゃんとその様子を笑顔で見守っているアロピに見えます。
可愛い。
なお、製作者様より近づけると跳ねる髪がある形になるという情報をいただきました。
というわけで密着するぐらいに寄せてみたのですが
もしかして……
すげぇ!(すげぇ!)
(こうするまで全然気づかなかった)
まとまってないけど強引にまとめってことにします
ウィクロスは楽しいぞ。駆け引きも読みも運要素もプレイングもしっかりあるぞ。
— ばこ#11818 (@bakobakoHS) 2020年2月22日
ウィクロスは綺麗だぞ。可愛いイラストはもちろん、レアカードは加工がお化けだ。まるで宝石よ。
ウィクロスはいいぞ。ユーザーが自由だ。創作もシャドーボックスもサイト作りもコスプレもあるぞ。楽しいぞ。 pic.twitter.com/iU54fKlLEy
ウィクロスはユーザーが自由。創作もシャドーボックスもサイト作りもコスプレもある。
その創作面を思いっきり触れられる機会になったと思います。
ウィクロスはゲーム性も素晴らしいですが、キャラクター性の魅力もしっかり備わっていますからね。キャラが好きだからやる。そんな人もたくさんいるのではないかと。
推したいルリグを推せるカードゲーム。
私は少なくともそう信じています。
カードゲームなので、カードを強く回す、色々なデッキを模索するなど、カードと向き合う形で推す方法もありますが、こうやって創作をしていくのもいいものだなぁと思った というか、
私も創作やりたい、と思えましたね。
やるにあたって課題は山ほどありますが。
参加できて、本当に良かったと思っています。