ここ最近、色々あった。
実際には大したことは起こってない。
あくまで私の中の話。
ただ私の中では何かが突き刺さるような痛みが、
どこか満たされない不安が、
何かが気に入らない不服が、
色々な感情がさ迷っていた。
そして救いを求めるようにここ最近、本を手に取るようになった。自己啓発とかエッセイとか心理学(といってもメンタルケア寄り?)とか。
本はその人との対話だと個人的に捉えてる。顔を見るわけでも応答が必要でもない。でも、その人の意見を知ることができる。私みたいな臆病者にはうってつけの知見を得る手段のように思えた。
といってもそれほど本を読む習慣があったわけじゃない私には本の意味を完全に理解できてるわけでもない。というか3割も吸収できてるか怪しい。
感想もようやく1冊、さらっと書けたけど、読んできた本を書ける自信がない。
でも、とりあえず必ず残っているものも確実にあるから読まないよりは100倍はマシ、なはず。
とそんなフラフラしてる中で、今日という休み。
トドメというわけではないけど休みに抱きたくない感情、モヤモヤを抱えてしまった。
本来なら怒りに任せて爆発するところだけど、そんなことしても自分にとってもメリットにならないし、あとで傷を背負うだけなので、ひとまず不満を論理的にノートにぶつけた。
その後、とりあえずと余った酒を飲んで、気晴らしにデレステでも起動した。
そこには変わらない光景があった。
好きな音楽に合わせて踊る、私の好きなアイドルたち。
元々は折りたたみ携帯、いわゆるモバイルゲームとして展開されたソーシャルゲーム。
今じゃ廃れたけど、当時はむしろ流行していたカード系のシステムだった。
私はわりとリリース当初ぐらいから関わってた方かなとは思う。まぁ時々引退とかいいつつ離れた時期がありつつも、なんだかんだサービス終了までアカウントは消さないまま関わり続けていた。
好きだった理由は明白だ。そこの中にはアイドルというキャラが生きていた。一人一人にいくつものテキストが用意されていた。その言葉の一つ、一つに惹かれていた。
特に当初は黒川千秋というアイドルに、うん。
今思うと当時は惚れていたんだと思う。
(黒髪ロングの美しいアイドル。ストイックで台詞の一つ一つがかっこいいんですわ)
見栄張って担当とか名乗ってた時期もあった。
なお、その後に好きなアイドルが増えていってみんな担当アイドルとか言い出して、浮気性とか当時のコミュニティに言われてたっけな。
どこか一貫性のない自分が嫌だったこともあったけど、それでも今思ってもこの気持ちに偽りは無かったと思う。
まぁ、なんせ何回も
離れては戻って
離れては戻って
離れては戻って
離れては戻って
離れては戻って
それでもなんだかんだ続いてしまってるもの。
今、このときも。
なおオリジナルだったシンデレラガールズは既にサービス終了している。
現状はスターライトステージというアプリゲームが続いてる状況。
なのでやってきた全てが残ってるわけではなく、失ってしまったものも少なからずはある。
とはいえ、ソシャゲ時代からやってきたことは全部では無くても覚えてることは沢山ある。
達成できた喜びも。
ガシャで爆発した思い出も。
プロダクションというゲーム内のコミュニティで不安定な私を受け入れてくれた人々との交流も。
嬉しい思い出を連れて。
また、自分から失わせてしまったコミュニティや関係も色々あって、後悔してることもあるけど、
そんな苦い思い出も連れて。
今はまだアプリを起動すれば、思い出の続きを続けられる。
モヤモヤした中で、そのことを実感し、
1度ゲームを中断し、デレステの音楽を聴きながら別の作業をしたときに、
色々な感情が爆発して。
盛大に笑い泣きした。
凄いシンプルな話だった。
好きだったもの。
大切だったもの。
ここ最近探していた、在りたい自分が
そこに存在していた。今も生きていた。
デレマスを取り巻く環境は決して明るいものばかりではない。
私を遥かに超える熱心なファンがいる中で、
様々なソシャゲの展開、作品内アイドルが多いが故の格差、サービス展開の縮小。
不穏な要素はいくらでもある。
またネットを見ると、色々な争いも見かけたりはする。選挙絡みはまぁ特に。
でもまぁ、これは言っていいものではないかもだけど、私にとってはそれほど大事なことでは無かった。
好きなアイドルが今もなお、まだ生きていた。声がなくとも生きている。私がアプリを起動すれば、踊って色々な表情を見せてくれる。それだけで至福だった。それだけで良かったんだ。
大事なものはそこにあった。
今後も色々なことがあるだろうけど。
今はまだきっと大丈夫。
大した目標こそないけど。
やりたいことはまだ残ってるから。
まぁでもせっかく大事だと思えたものがあるから。
今後はもうちょっとそのことに関して発信したいなと思う。
そんな酒にまみれた日曜日の出来事でしたとさ。